最近なた豆茶の効果や効能が注目されていますね。

もともとなた豆は漢方薬として用いられるほどの強力は作用がありますが、そのなた豆を原料としている「なた豆茶」にも人気があります。

なた豆茶にはどのような注目の栄養成分が含まれているのか?

そして、その効果や効能についても詳しく紹介します。

なた豆茶とは?その種類や特徴について

なた豆茶の原料の「なた豆」は夏には白またはピンク色の花を咲かせ、実の鞘(サヤ)は30-50cmほどの大きさにもなります。

このサヤが「」のような形をしているところから「なた豆」と呼ばれるようになったと言われています。

実際に「刀豆」と書いて「なたまめ」と呼ぶ場合もあります。

この大きな「なた豆」ですが、童話の「ジャックと豆の木」のあの大きな豆のモデルとも言われています。

中国では400年以上前の明朝時代に「本草網目」という医学書で、

なた豆は肝臓の働きを高め、身体の状態を元から整える」と記されていて、現在でも漢方薬としても使用されています。

日本には江戸時代の初めに中国(清)から伝わったと言われており、古くから実の部分は膿(うみ)取りの漢方薬として、サヤの部分は福神漬けにもなっています。

なた豆の種類はいくつかありますが、食用としては「赤なた豆」と「白なた豆」の2つです。

赤なた豆の方が若干、栄養成分の含有量が多いですが、それほど差はありません。

また、「なた豆茶」はノンカフェインですので、妊婦さんも安心して飲めます。

ではこのなた豆茶にはどのような栄養成分が含まれていて、多くの効果や効能をもたらすのでしょうか?

なた豆茶の注目の栄養成分と効果や効能

カナバニンの効果や効能

なた豆の代表の特有成分といえばカナバニンでアミノ酸の一種です。

このカナバニンには優れた排膿(うみを出す)作用抗炎症作用があり、特に蓄膿症の改善に期待されている成分です。

【①蓄膿症の改善】

蓄膿症慢性の副鼻腔炎のことで、炎症により鼻の奥や副鼻腔などに膿(うみ)がたまる病気です。

カナバニンの排膿作用が膿を出し、炎症を抑えてくれます。

なた豆が遠い昔から「膿取り豆」と呼ばれていたのは、この働きが知られていたからです。

②歯周病予防

歯周病は、歯垢にすみついた歯周病菌によって起こります。

歯周病になると歯肉が炎症を起こしたり最悪の場合、骨がとけてしまいます。

カナバニンの炎症を抑える作用により、歯ぐきの腫(は)れや出血などの炎症が改善できると期待されています。

③生活習慣病の予防

カナバニンには、血液流れを改善・促進する効果(血液サラサラ効果)があります。

動脈硬化や高血圧は血液の流れが悪くなることで起こりやすくなる病気です。

カナバニンを摂ることで生活習慣病の予防になります。

また、歯周病にかかると糖尿病などの病気にかかりやすくなるとも言われていますので、歯周病にかからないことが健康維持につながります。

【④痔(ぢ)の改善

痔は肛門近くの静脈が圧迫されて血液の流れが悪くなることでかかりやすくなる病気です。

カナバニン

  • 血液の流れを良くする
  • 炎症を抑える
  • 膿を出す

といった働きが痔に効果があると言われています。

なた豆茶を飲むことで痔への効果も期待できますが、なた豆茶をガーゼなどにたっぷふり浸し、それを患部にあてて数回繰り返すことでかなり改善できる場合もあります。

ただし、なた豆茶は薬ではありませんので、重い痔にかかった人はなた豆茶だけで治そうとせずに病院に行きましょう。

コンカナバリンAの効果や効能

コンカナバリンAは特定の糖に結合する性質を持つレクチンとよばれるタンパク質です。

この成分もカナバニンと同様になた豆だけに含まれる特有の成分です。

【①虫歯や歯周病の予防

コンカナバリンAには免疫力を高める働きがあり、口の中の善玉菌がバランスよく維持されることで虫歯菌や歯周病菌の繁殖を抑制すると言われています。

なた豆を原料にしている歯磨き粉も販売されていることからも、最近ではなた豆が虫歯や歯周病の予防に良いと認知されてきています

今では40代以上の8割(30代の7割)は歯周病にかかっていると言われています。

今のうちから歯周病予防としてなた豆茶を飲んだり、なた豆入りの歯磨きを使用するのもおすすめです。

②口臭の予防

口臭の原因はさまざまですが、特に歯周病が口臭の一番の原因とされています。

カナバニンにより歯周病を予防・改善して、コンカナバリンAにより口内の善玉菌がバランスよくなれば口臭も改善されると期待されています。

またポリフェノールの一種でなた豆茶に含まれているタンニンにも殺菌・消臭作用があり口臭や体臭、虫歯予防の効果があると言われています。

③花粉症などのアレルギー対策

花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患は免疫の過剰反応によるものです。

コンカナバリンAには免疫力を高める働きがあり、さらになた豆にはデトックス効果もあって身体に溜まったアレルゲンを効果的に体の外に出す働きもあるため、アレルギー症状の抑制に効果的と言われています。

その他にもコンカナバリンAはまだ動物実験の段階ではありますが、がん細胞の増加の抑制やがん細胞が出来る前に壊す働きがあるという実験報告もあり、ガンの予防効果が期待されています。

ウレアーゼの効果や効能

ウレアーゼは尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解する働きのある酵素です。

ウレアーゼが十分に働いていると肝臓の機能が正常に働いてる証拠となります。

【①腎機能の向上・むくみの改善

腎臓は体内の老廃物をろ過して血液や体液を健康に保ち、管理する重要な臓器です。

尿を作るのが腎臓の主な役割ですが、機能が低下すると尿管結石糖尿病などの病気も引き起こします。

また最近は慢性腎臓病の患者が増えています。

これは肝機能が健康な人間の60%以下に低下してタンパク尿など、腎臓の異常な状態が長く続く状態です。

進行してしまうと透析腎臓移植が必要となる場合もある恐ろしい病気です。

なた豆茶に豊富に含まれているウレアーゼは体内に存在する酵素で、尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解する働きがあります。

ウレアーゼが正常に働くと毒素を体外に排出することができ、肝機能が良くなっていきます。

さらにコンカナバリンAは腎臓のろ過機能の回復に効果があると期待されています。

肝臓とともに「沈黙の臓器」と呼ばれる腎臓は症状が出にくいため、病気とわかった時点で重症の可能性があります。

また腎臓の働きが弱いとむくみが起きやすいですが、ウレアーゼや水分を体外に出すミネラルのカリウムも豊富なので、むくみ解消も期待されています。

そのほかの成分はやはり「なた豆」というだけあって大豆と成分が似ています。

赤なた豆と白なた豆では若干成分が違いますが、タンパク質が3割近く占めています。

タンパク質は肉や魚、卵などに多く含まれていますが、食べ過ぎるとタンパク質の摂取よりもカロリーオーバーや脂質の摂り過ぎの心配があります。

なた豆は植物性の良質なタンパク質なので安心して摂ることができますね。

美容や健康のためにビタミンを摂らないと思っているかもしれませんが、まずはタンパク質をとならいと意味がありません。

なた豆茶で植物性タンパク質をしっかり摂りましょう。

なた豆茶は現代人が不足ぎみのミネラルも多く含まれています。

なた豆に含まれるミネラルの種類と働き・効果・効能

種類 働き・効果・効能
リン カルシウムと結合して骨や歯をつくる
赤血球のヘモグロビンの材料、貧血予防など
カルシウム 骨や歯の材料、精神の安定など
カリウム ナトリウムを排出、むくみ改善など
マグネシウム カルシウムの量を調節、ストレス抑制など
亜鉛 酵素の構成成分、細胞の新生や代謝に関わる
マンガン 骨の形成に関わり、関節を丈夫にする

これらのミネラルの中でも特に多いのがカリウムとリンです。

その他に多く含まれているのは食物繊維とポリフェノールです。

食物繊維はタンパク質の次になた豆に多く含まれている成分です。

約4分の1が食物繊維なので、なた豆茶を飲んで便秘が解消したという人も多いです。

そしてなた豆に含まれている抗酸化成分のポリフェノールはタンニンです。

なた豆の効果や効能のまとめ

カナバニン

  1. 蓄膿症の改善
  2. 歯周病の予防
  3. 生活習慣病の予防
  4. 痔の改善

コンカナバリンA

  1. 虫歯や歯周病の予防
  2. 口臭の予防
  3. アレルギーの改善

ウレアーゼ

  1. 肝機能の向上
  2. むくみの改善

ポリフェノール(タンニンなど)

  1. 美肌効果
  2. 生活習慣病の予防

食物繊維

  1. 腸内環境の改善
  2. 便通の改善

このほかにもタンパク質やビタミン、ミネラルなどの効果が期待されています。

このように他のお茶にはない効果があるのが「なた豆茶」です。

ですが、「なた豆茶」は医薬品ではありませんので、栄養補助食品として飲むようにしましょう。

なた豆茶の味と1日の摂取量!副作用は?

なた豆茶の多くの効果や効能を知って、さっそく飲みたいと思ったものの、どんな味がするのだろうと気になる方も多いのではないでしょうか?

いくら健康に良くてノンカフェインだと言っても味が苦手だと続きませんよね。

私は杜仲茶の独特の味がどうしても苦手で、継続できませんでした。

では、なた豆茶はどうでしょうか?

味の感じ方には個人差がありますし、商品によっても味が若干違いますが、とても飲みやすいお茶です。

ただし、豆の味がするので、その味が苦手という人がいるかもしれません。

そのような方は飲みやすくしたなた豆入りのブレンド茶をおすすめします。

では1日どれくらい飲んで良いものなのでしょうか?

副作用は基本薬による悪影響のことを指すので、なた豆茶には副作用というものはありません。

ただし、なた豆の種類によっては毒を多く含むものもあります。

なた豆の一種の「タカナタマメ」や「タチナタマメ」が毒が多いと言われています。

そして、なた豆茶の原料となる「赤なた豆」と「白なた豆」にも少ないのですが毒があります。

毒がある」というと心配してしまいますが、日本で作られている「なた豆茶」は毒性がきつくならないうちに収穫して乾燥させておきます。

さらに日本のなた豆茶を製造している会社では特殊な焙煎方法で毒を除去しているので、安心して飲むことができます。

※ただしなた豆茶の粗悪品もあると言われているので、あまりに安いのは注意したほうが良いかもしれません。

なた豆茶はノンカフェインで副作用もありません。

そのため量を気にせずに飲んでも良いのですが、なた豆はデトックス効果があり、漢方に使われるほど効き目が強く、食物繊維も多いので最初からたくさん飲もうとすると下痢などの症状が出る場合があります。

どんなに健康や美容に良い食べ物でも摂り過ぎは悪影響を及ぼすことがあるので、最初は1日コップ1杯程度にして問題なければ、徐々に増やしていき、多くても500ml程度にしましょう。

なた豆茶の選び方とおすすめ商品について

なた豆茶にはなた豆100%のお茶となた豆茶のブレンドタイプの2つに分かれます。

まずはなた豆100%のおすすめの茶は

ぬくもり工房・京昌の粉末のなた豆茶」です。

なた豆茶はほとんどがティーバッグタイプです。

ティーバッグの場合は何回か利用できるのでそれでも良いのですが、栄養がティーバッグに残ってしまいます。

粉末タイプであればなた豆の栄養をしっかりと摂ることができるのがおすすめポイントです。

  • 自畑で種植えから無農薬栽培、収穫、加工と一貫生産
  • 国産(八王子産)で化学肥料を使用せず安心・安全のなた豆茶

国産 自家製 なた豆茶 お徳用粉末120g(約2カ月分)(アマゾン)

そしてブレンドのなた豆茶でおすすめなのが

伝統爽快なた豆茶」です。

通常このようなブレンド茶は原料のお茶の産地が書かれていないなくて、その場合はたいてい中国産などが多いですが、この伝統爽快なた豆茶

  • 京都産の赤なた豆
  • 国産ごぼう茶
  • 国産黒豆茶

と国産にこだわり、さらに90種類の発酵酵素も配合されています。

黒豆は美容や健康に多くの効果が期待されているポリフェノールの一種のアントシアニンが豊富で、黒豆茶として人気があります。

さらにごぼう茶は血糖値の上昇や脂肪の蓄積を抑える水溶性食物繊維の「イヌリン」が注目されています。

そして発酵酵素は90種類以上の植物の酵素が含まれています。

このように京都の赤なた豆だけでなく、国産の黒豆やごぼう茶、そして発酵酵素まで含まれているノンカフェインのブレンド茶が「伝統爽快なた豆茶」です

伝統爽快なた豆茶は公式サイトから購入すると初回は半額以下の1,680円ととてもお買い得です。

とても飲みやすいお茶ですので、ぜひ一度お試しください。

伝統爽快なた豆茶で健康になろう!公式サイトはこちら

まとめ

なた豆茶はカナバニンコンカナバリンAなど独自の成分が含まれていて「膿を出す」・「抗炎症作用」という働きから多くの効果や効能が期待されています。

特に蓄膿症や歯周病、口臭改善など他のお茶にはない特徴があるのがなた豆茶です。

なた豆茶は薬ではありませんが、原料のなた豆は漢方薬に使用されるほどですので、最初からたくさん飲むというよりは、普段飲んでいるコーヒーや紅茶、緑茶などの1杯分をなた豆茶に変えてみてください。

そして慣れてきたら、徐々に量を増やしましょう。

歳をとると体中に悩みが増えてきますが、ぜひなた豆茶で健康を維持してくださいね。