ファミリーマートで今年(2019年)の3月にCBDドリンクが発売される(予定)と話題になっています。

CBDは麻(つまり大麻)に含まれる成分なので、麻のことに詳しくないわれわれ日本人でも

「やっと日本でも飲めるんだ~。楽しみ」

「どんな効能があるのだろう?早く飲みたいな~」

という喜んでいる意見から

「大麻の成分って問題ないの?」

「副作用の危険性はない?大丈夫?」

という心配な意見までさまざまです。

今回はこの「CBDドリンク」や「CBDの成分の安全性」について紹介します。

話題のCBDドリンク「Marley+CBD Mellow Mood」とは?

ファミリーマートで3月に発売予定と言われている麻由来のCBDドリンク「Marley+CBD Mellow Mood」は2月2日現在、ファミマの公式サイト「ニューリリース2019」では2月までの新商品しか掲載されていないので、まだ発表されていません。

ではどこからの発表かというと、世界最大のビジネス誌Forbes(フォーブス)のサイトで紹介されています。

参照:forbes.com「New Age Beverages CEO On Marley CBD Drinks

ツイッターでも話題になっています!

フォーブスのサイトの記事の中に

「FamilyMart stores, based in Japan, will also carry the product, which will start shipping in March, 」と記載されています。

これにより「3月にファミマでCBDドリンクが発売される!」と広まりました。

メーカーのNew Age Beverages(ニュー・エイジ・ビバレッジ)社とは?

CBDドリンクの発売元であるNew Age Beverages社ナスダック上場企業で世界40位の健康飲料メーカーです。

昨年(2018年の12月)にはノニジュースなどを販売しているモリンダ社を買収したことでも注目を集めています。

また昨年9月のサンフランシスコで行われたコンファレンス「ウィンターファンシーフードショー(Winter Fancy Food Show)」などでCBDドリンクをアピールして多くの企業から注文を受けたようです。

その中にファミリーマートの名前もあったと言われています。

CBD飲料を発売すると発表があってから株価も急激に伸びていて、ビバレッジ社のブレント・ウィルスCEOは「世界一成長が早い会社だと言っています。

下記の動画はブレント・ウィルスCEOがアメリカのFOXのニュース番組に出演したものです。

3分程度の長さで日本語訳もあるのでぜひ一度ご覧になってください。

ウィルスCEOがCBDドリンクにについて詳しく解説しています。

このインタビューでも時期は名言していませんでしたが、「日本のファミリーマートで販売する予定になっている」と答えていますね。

Marley+CBD Mellow Moodの詳細

Marley+CBD Mellow Mood」の「Marley」とは伝説のレゲイミュージシャンで大麻愛好家だったBob Marley(ボブ・マリー)からきています。

このマリーブランドのライセンスを所持している企業(親族経営)とニューエイジビバレッジ社は提携して既に飲料水を販売しており、CBDの入っていない「Marley MELLOW MOOD」も既に販売されています。

今回大麻の成分CBDが含まれることになった新商品とボブ・マリーのイメージがピッタリということでマリーの名前が入った商品となったのでしょう。

「Mellow Mood」は「リラックスしていい気分」という意味です。

Marley+CBD Mellow Moodのスペック

  • 内容量:450ml
  • CBD含有量:25㎎
  • 味:ハーブハニー、レモンラズベリー、ピーチラズベリー
  • CBD以外の成分:パッションフラワーエキス、レモンバームエキス、バレリアンルートエキス、カモミールフラワーエキスなど

価格はまだわかりません。

CBDの入っていない「Marley MELLOW MOOD」が2.25ドル(約250円)で販売されていますが、CBD入りとなると100円~150円は上がるのではないでしょうか?

CBDがふくまれていない「Marley MELLOW MOOD」でもリラックスできる飲料として販売されているのですから、CBDが含まれることでさらにリラックスできそうですね。

大麻の成分「CBD」とは?効能や安全性、副作用の危険性は?

まだCBDの説明をしていませんでしたが、大麻由来の成分CBDはCannabidiol(カンナビジオール)の略称でカンナビノイド(大麻草に含まれる化学物質の総称)の一種です。

大麻というと日本では「大麻取締法」のイメージから、大麻の成分なら異常にハイになったり、副作用の危険性があると思われがちですね。

ですが、それはTHC(Tetrahydrocannabinolテトラヒドロカンナビノール)のことでです。

THCは精神作用 が あり、 これ が ドラッグ の よう な ハイ を もたらす と 考え られ て い ます。

ですが「CBDはハイを引き起こさずに鎮痛や炎症を和らげる働きがある」と言われています。

これ以外にもCBDには

  • ガンの予防・改善
  • 統合失調症の改善
  • てんかん発作の改善
  • パニック障害、強迫神経症、心的外傷後ストレス障害に対して有効的
  • リウマチの改善
  • 食欲の改善
  • 糖尿病の予防
  • うつ病の治療
  • 不眠症の改善

など多くの効果や効能が期待されている成分です。

もちろんCBD飲料に入っているCBD25ml程度ではこれらの効果はほとんど期待できないと思います。

あくまで「リラックスしていい気分になる」という程度です。

とはいえ、毎日仕事や勉強、人間関係でストレスがたまっている人が多いと思いますので、CBD飲料で良い気分になるのであればぜひ飲んでみたいですね。

CBDの副作用は?

副作用に関しては健康な人に30日間CBDを一日10~400mg投与した実験での慢性的なCBDの使用では、神経学的および精神学的な副作用も見られないことが明らかにされています。

そのためCBD飲料に含まれている量(25ml)であれば問題はありません。

このようにCBDは大麻由来の成分ですが危険ではありません。

日本ではTHCは違法ですが、CBDは違法ではありません。

違法であればファミマで販売するわけがないですが、今まで日本ではCBDオイルが販売されていて、食べ物はエリクシール社のCBDオイル配合のローカカオバー(いわゆるチョコレート)くらいです。

まだ、これだけの商品しか販売されていないのは、おそらく多くの企業でCBD関連商品を販売しようとしても、なかなか行政の許可を得られなかったのではないでしょうか?

それがいきなり大手コンビニエンスストアのファミリーマートで販売となったら、かなり注目されること間違いありません。

大麻は世界的には合法化?

大麻の使用の許可に関しては各国で対応がさまざまです。

日本で大麻(マリファナ)は

  • 無許可所持に最高懲役5年
  • 営利目的栽培には懲役10年

という重い刑罰があります。

たまに有名人が使用して逮捕されているのをテレビなどで見かけることがあります。

逮捕=重罪=大麻は危険」というのが日本人の多くがイメージしているのではないでしょうか?

海外では合法化されている国もありますが、

合法とは言っても完全な合法というのは一部の国だけで、

「医療大麻としてなら合法」

「大麻を栽培するのは合法」

「起訴を猶予する(違法だけど罰せられない)」

といった部分的に認めている国も多いです。

アメリカではワシントン州やコロラド州など州によって許可されていますが、2018年12月20日にアメリカ連邦法では大麻草(カンナビス)はTHC含有量が0.3%以下のヘンプが規制植物から外されることとなりました。

これによってこれまで繊維や資材用として栽培されていた産業用ヘンプから食品や医療用のCBDの抽出が可能となり、今後CBD製品の市場が拡大していくと期待されています。

大麻とヘンプの違い

少しややこしいですが、大麻とヘンプは違います。

築地書館「カンナビノイドの科学」よると

  • アサ: アサ科一年草の大麻草のこと。植物学では植物名をカタカナ表記
  • 大麻草: 繊維、種子、根、花穂、葉を含めた植物体のこと
  • カンナビス: 大麻の正式な学術名
  • : アサを漢字表記したもの。麻畑、麻の実、麻子仁でよく使われる
  • 大麻: 大麻取締法第1条でいうところの花穂と葉の部位のこと。法律用語
  • マリファナ: 大麻草の花穂を乾燥させてタバコ状にしたもの
  • ヘンプ: 麻の英語名Hemp。主に産業用に利用されるアサのこと。マリファナと区別するために使われる

つまり「THCの量が多い大麻(カンナビス)はダメだけど、産業用に利用されるTHC含有量が0.3%以下のヘンプ(麻)は許可しましょう」と言う流れです。

私も以前は大麻=ヘンプだと思っていた時期もありましたが結構ややこしいですね。

ヘンプといえば、ヘンプシード(麻の実)は日本でもスーパーフードとして人気がありますし、もともと七味とうがらしの黒い粒はヘンプなので日本人はヘンプを食べたことがある人がほとんどのはずです。

日本では大麻には厳しいですが、ヘンプやCBDは問題なかったわけです。

逆にアメリカの方がCBDに対してこれまで規制があったわけです。

実際に「Marley+CBD Mellow Mood」もアメリカで発売されましたが、実はCBD製品の販売認可がおりている

  • ワシントン州
  • コロラド州
  • ミシガン州
  • オレゴン州

この4つの州に限られています。

50州あるうちのたった4つの州だけですから、これからどんどんと広がると言われています。

まとめ

  • 大麻由来成分のCBDは合法で多くの効果効能が期待されている
  • 違法はTHCでCBDは日本では合法
  • 3月にファミリーマートでCBDドリンクが発売される(かも)

大麻由来の成分ということで危険と思っている人も多いですが、それはマリファナに含まれるTHCでCBDは多くの効果や効能が期待されています。

まだファミリーマートのサイトで3月に発売と正式な発表がないので、本当に発売されるのかわかりませんが、ぜひ一度飲んでみたいですね。

本当に発売となったらかなり話題となるのではないでしょうか?