ハチ関連の食べ物は

  • はちみつ
  • ポロポリス
  • ビーポーレン
  • ロイヤルゼリー

などがありますね。

そしてはちみつにも

  • 生はちみつ
  • マヌカハニー

といった種類もありますが、

このハチ関連の食べ物の中で日本スーパーフード協会スーパーフードと認めているのは「ビーポーレン」と「生はちみつ」のみです。

このビーポーレンはまさしく「パーフェクトフード」と呼ばれるのにふさわしい栄養価高い食べ物で、多くの効果や効能が期待されています。

今回はビーポーレンに含まれる注目の栄養成分と効果や効能、そして摂取量や正しい商品の選び方などについて紹介します。

ビーポーレンとは?

ビーポーレンは英語で「Bee Pollen」と書きますが、これを分けて訳すと

  • Bee=「ミツバチ
  • Pollen=「花粉

つまり「みつばちが集めた花粉」という意味です。

ミツバチ」だから「蜜(みつ)」だけを集めていると思っている方も多いかもしれませんが「花粉」も集めています。

ミツバチが花から花粉を集めるときに体内からインベルターゼという酵素を分泌して花粉にからませ、それを後ろ足で丸めてだんご状にして巣へ持ち帰ったものがビーポーレンです。

通常は女王バチの食料やミツバチたちの越冬のためのエサになりますが、この酵素(インベルターゼ)があるからこそ私たちの体内でも花粉の栄養素を吸収することができます。

その栄養効果は古来より知られていて「生命を与える粉」と呼ばれ、あの世界3代美女のクレオパトラも常食していたと言われています。

ではこのビーポーレンにはどのような栄養成分が含まれているのでしょうか?

ビーポーレンの注目の栄養成分

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ビーポーレンには栄養素が90~150種類以上あると言われていて、たんぱく質(アミノ酸)やビタミン類、ミネラル、酵素などが豊富に摂取できます。

たんぱく質はビーポーレンの約25%を占めますがそのタンパク質を作るのが20種類のアミノ酸です。

アミノ酸には体内で合成できない(食べ物で摂取するしかない)9種類の必須アミノ酸が全て含まれているだけでなく、9種類のアミノ酸(非必須アミノ酸)とその他4つの種類のアミノ酸、

合計22種類のアミノ酸が含まれています。

必須アミノ酸全9種類の働き・効果や効能

必須アミノ酸 働き・効果・効能
イソロイシン ●成長を促進して肝臓や神経の働きを助ける
●筋肉組織の主成分の1つで筋力を強化
ロイシン ●筋肉組織の主成分の1つで筋力を強化
●肝臓の機能を高める
リジン ●疲労回復・集中力を高める●髪の健康(育毛効果)
●肝機能や不妊の改善効果
メチオニン ●かゆみやアレルギーの原因となるヒスタミンの
血中濃度を下げたり、抑うつ効果もある
フェニルアラニン ●興奮作用のあるドーパミンなどの神経伝達物質の
もとになる。鎮痛作用や抗うつ効果も
スレオニン ●成長を促進する作用
●肝臓に脂肪がたまるのを防ぐ➡脂肪肝予防
トリプトファン ●脳や神経の働きを安定させるセロトニンのもとの
成分。鎮痛・催眠効果がある
バリン ●筋肉組織の主成分の1つで筋力を強化
●体の成長を促し、血液中の窒素のバランスを整える
ヒスチジン ●子どもの成長に欠かせない成分
●神経の働きを助けたり、ストレスを軽減する

必須アミノ酸の中で最近注目されているのは

  • イソロイシン
  • ロイシン
  • バリン

これらは「BCAA(分岐鎖アミノ酸)」と呼ばれており運動中のエネルギー源にあります。

さらに疲労回復の働きもあるため、運動前後に摂ると有効です。

このように必須アミノ酸は成長や精神を安定させるために欠かせない成分です。

非必須アミノ酸の働き・効果・効能

名前(非必須)からあまり必要ではないと思うかもしれませんが、「非必須=体内で合成できる(作られる)」という意味で、食べ物からもしっかり取りたい栄養成分です。

非必須アミノ酸 働き・効果・効能
アルギニン 筋肉の増強、免疫機能の強化、生殖機能の改善
グルタミン酸 うま味成分。集中力アップややる気を高める
アスパラギン酸 疲労回復、アンモニア解毒、スキンケア
プロリン 美肌・関節痛改善・脂肪燃焼
アラニン スキンケア・肝機能改善(二日酔い予防)
グリシン 美肌・睡眠の質を上げる
セリン 美肌・認知症予防・睡眠の質を上げる
シスチン 美肌・美白効果・老化防止
チロシン 記憶力を高め、脳の回転をよくする

非必須アミノ酸は美肌効果がある成分が多いです。

その他のアミノ酸の働き・効果・効能

タンパク質を作る働きはありませんが多くの効果や効能が期待できます。

アミノ酸 働き・効果・効能
タウリン ●高血圧や高コレステロールの抑制
●心臓強化・身体各部の機能を高める
ヒドロキシプロリン ●皮膚コラーゲン中に多く含まれている
●肌のコラーゲン構造の安定化
ベータアラニン ●疲労を軽減、持久力高める
●筋量増加
GABA(ギャバ)
別名(γ-アミノ酪酸)
●抗ストレス作用
●リラックス効果

タウリンはCMでおなじみ「リポビタンD」に含まれている成分で力強いイメージがありますね。

GABA入りのチョコレートも見かけますが、リラックスできる成分です。

ビタミン類
A・B1・B2・B3・B5・B6・B7・B12・C・D・E・F・K・P・パントテン酸・葉酸・イノシトール・ルチン
※イノシトールとルチンは厳密にはビタミンではなくビタミン似た働きのビタミン様物質といいます
ミネラル
カルシウム・リン・カリウム・
セレン・ホウ素・ケイ素・チタン・ナトリウム・
マグネシウム・マンガン・塩素・モリブデン
鉄・銅・ヨウ素・硫黄 など28種類以上

酵素は食品の糖質、脂質、タンパク質を消化して代謝反応に関わるなどの働きがあります。

補酵素を混ぜると5,000種類以上ビーポーレンには含まれていると言われていますがその中の主な酵素についての働きは

アミラーゼ】:消化酵素
炭水化物の分解や胃腸の働きを助け、胸焼けや胃もたれを防ぐ

カタラーゼ
活性酸素の一種である過酸化水素を水と酸素に分解する働きがあり、老化防止の効果(白髪防止など)が期待されています。

その他にも抗酸化作用があるポリフェノールや14種類の脂肪酸、そして食物繊維と必要な栄養素が全て含まれているのがパーフェクトフードと呼ばれるビーポーレンです。

ビーポーレンの期待される効果や効能

ビーポーレンにはたくさんの効果や効能が期待されていますが、その中でも特に注目されている効果などを紹介します。

①花粉症などのアレルギーに対する効果

ビーポーレンは花粉だから花粉症などのアレルギーには効果がないどころか、逆に食べると悪化するのでは?

と思うかもいるかもしれませんが心配ありません。

アレルギーを起こすスギやヒノキなどの花粉は「風が運ぶ」ことによって受粉されますが、ビーポーレンは「昆虫が運ぶ」ことによって受粉する花(虫媒花)のもので、花粉症などのアレルギーを起こす心配はありません。

そしてビタミンAB群CE、などの栄養成分は抗アレルギー作用に効果的と言われています。

また、アメリカの医学博士が発表した研究成果では

「ビーポーレンが花粉症や喘息などアレルギー疾患の患者に高確率で改善効果があった」と報告されています。

実際にビーポーレンを食べてから花粉症の症状が軽くなったという人が次々と現れており、花粉症対策の食べ物として注目を集めています。

②美肌・美白効果

ビーポーレンに含まれている成分には美容成分がたくさん含まれていて全部紹介することができませんが、やはり美肌効果がある代表的な栄養成分といえばビタミンCです。

ビタミンCによる美肌効果

ビタミンCには美肌によい働きがいくつかありますが、まずは抗酸化作用です。

抗酸化=老化防止」ですから肌の老化によりできたシミ、しわ、たるみなどの改善や予防が期待できます。

そのほかにもビタミンCにはタンパク質からコラーゲンを合成する働きがあり肌にハリ、ツヤが生まれます。

さらに紫外線によるシミのもとであるメラニン色素の合成も抑えてくれます。

このように肌にうれしい効果がたくさん期待できるわけです。

そしてビタミンCは同じ抗酸化成分であるビタミンEと一緒に摂ることで抗酸化力ががさらにアップします。

ビタミンB2は不足するとニキビや口内炎が出やすくなると言われていますが、健康や髪や肌を作って、口や目などの粘膜を保護してくれます。

ビタミンB6は皮膚病やフケを防いで肌・髪を健康に保ちます。

このビタミンB2とB6を一緒に摂ると肌の再生力がアップして美肌効果が一段と高まります。

さらにB2とB6の組み合わせは脂質の代謝が高まり、体内に余計な脂肪がたまるのを防いでくれます。(脂肪肝の予防にも最適!)

そしてビタミンCとビタミンB6を一緒に摂ると肌細胞の新陳代謝が活性化して美肌効果が一段とアップすると言われています。

アミノ酸による美肌効果

肌のうるおいを保つ天然の保湿成分の約40%はアミノ酸です。

さらに肌のハリや弾力に重要なコラーゲンアミノ酸で構成されています。

特に非必須アミノ酸には美肌成分が多くプロリン、アラニン、グリシンといったアミノ酸にはコラーゲンの主成分でそれぞれ美肌効果があります。

そして同じ非必須アミノ酸のセリンシスチンも美肌効果が期待されている成分です。

また、そのほかのアミノ酸であるヒドロキシプロリンも皮膚のコラーゲンの中に多く含まれている成分です。

このようにビタミンやアミノ酸には美肌や美白成分が多く含まれていて、さらに一緒に摂ることで相乗効果が期待できます。

それだけでなくビーポーレンに豊富に含まれているポリフェノールにも強い抗酸化作用があるわけですからビーポーレンを食べるとキレイになるのは当たり前ですね。

③貧血予防・改善

貧血で一番多い原因が鉄分不足によるものです。

多くの人が鉄分の1日の目標摂取量である

  • 男性:10g
  • 女性:12g

に届いていません。

これは「鉄分の多い食べ物を摂取していない」ということもありますが、鉄分をたとえ目標摂取量以上に摂っても吸収率が悪いので、どうしても不足ぎみになってしまいます。

ですがビーポーレンには鉄分の吸収を促進するビタミンCが豊富ですし、さらに葉酸ビタミンB12は協力して赤血球のヘモグロビンの合成を助ける働きがあります。

※葉酸は「造血のビタミン」と言われていますね。

また銅には鉄の利用を高めて赤血球の合成を助ける働きがあります。

現在は貧血予防のサプリメントがいくつも販売されていてその中には鉄分だけでなくビタミンCや葉酸なども一緒に配合されていますが、それよりもビーポーレンを食べることで貧血を改善する栄養素が全て含まれています。

④便秘解消・整腸作用

ビーポーレンの約15%は整腸作用がある食物繊維です。

食物繊維は腸内の善玉菌のエサになることで、善玉菌の数が増えたり活発化することで腸内環境を改善する働きがあります。

腸内環境を改善されると便通改善だけでなく、免疫力アップにもつながります。

実は人の体の免疫システム全体の70%腸に集中してると言われていて、腸内の免疫腸内細菌は密接な関係をもっています。

腸内細菌を健常な状態に維持することは、健康を維持していく上でも、病気の予防やアンチエイジングなどに役立つ上でも大変重要な問題です。

そして食物繊維だけでなく何千種類と含まれている酵素の働きにより整腸作用が高まり、便秘の予防や改善が期待されています。

⑤免疫アップ

免疫力アップは食物繊維だけではありません。

免疫力の主原料がタンパク質です。

タンパク質不足は免疫力を低下させます。

またアミノ酸のアルギニンやビタミンCにも免疫力を高める効果があります。

またビタミンB6には免疫機能を正常に保ちますが、ビタミンCと一緒に摂ることで免疫力がさらにアップします。

そのほか強い抗酸化力を持つポリフェノールにも免疫力アップに効果的ですし、酵素が体内に増えると、新陳代謝が活性化するため免疫力は 向上します。

このように多くの栄養素の働きにより免疫力がアップしますが、90週類最適な食べ物です。

このようにビーポーレンには多くの効果や効能が期待できますが、単独の栄養素の影響というよりも多くの栄養素の働きにより
効果がアップしたり、相乗効果を得ることができたりするのです。

ビーポーレンの味や効果的な食べ方

ビーポーレンはそのまま食べても問題ありません。

ただ、味はハチミツのように甘くはなく少し甘くて苦い味なので、人によっては苦手と思うかもしれません。

その場合はそのまま食べるのではなく、アイスクリームなど味が濃いものと一緒に摂るようにしましょう。

ビーポーレンは熱に弱いビタミンCやビタミンB郡が多く含まれているので、それらの効果を得るためには加熱料理にはおすすめできません。

成分を壊さないようにするには生でスムージーに混ぜたり、ヨーグルトや、シリアル、サラダのトッピングなどにしたりして食べるのがおすすめです。

ビーポーレンの1日の摂取量とカロリーは?

ビーポーレンのカロリーは100gあたり約390kcalです。

小さじ1杯(5g)で約20Kcalです。

ビーポーレンは栄養豊富なのでたくさん食べたいところですが、初めての方はお腹の調子が悪くなったりする場合もあるのでまずはティースプーン1杯から始めましょう。

そして多くても2杯程度までにしてください。

どんなに栄養豊富な食べ物でも健康や美容のためには一度に多くよりも継続的に食べることを心がけましょう。

ビーポーレンの注意点!副作用はある?

ビーポーレンは食品なので副作用はありません。

花粉症のアレルギーの方でも安心して食べることができますが、

小麦やそばのアレルギーがあるようにビーポーレンがアレルギーの原因になる可能性があります。

そのため妊婦さんや授乳中の人、そして1歳以下のお子さんんはボツリヌス菌による中毒の可能性もあるので控えましょう。

ビーポーレンの正しい選び方

ビーポーレンを選ぶ際にはミツバチがどのような環境でどのような種類の花粉を集めているのかが重要になります。

せっかくミツバチが集めた花粉が汚染されているものでは今がありません。

そのため必ずオーガニック有機)のビーポーレンを選ぶようにしてください。

まとめ

ビーポーレンはミツバチの集めた花粉のことですが、

90種類以上の栄養素が含まれていてパーフェクトフードと呼ばれています。

ポーレン(花粉)という言葉から「花粉症などのアレルギーを悪化させるのでは?」というイメージがありますが、

逆にアレルギーを抑える効果があり、ビーポーレンを食べて症状が軽くなったという人も多いです。

そのほかにも

  • 美容効果(ビタミン類、アミノ酸)
  • 貧血予防・改善(鉄・ビタミンCなど)
  • 便秘解消(食物繊維・酵素)
  • 免疫力アップ(タンパク質、ビタミンC、酵素など)

といった効果が期待できます。

ぜひ健康や美容のためにビーポーレンを継続的に食べてみましょう。